行政の時間省庁・自治体の発表を、毎日ひとまとめに
2026年10月20日(火)発表

令和8年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験が10月28日開始、複数台の自動走行を検証

原文のタイトル: 令和8年度自動物流道路の社会実装に向けた実証実験について~10月28日(水)より実証実験を開始します!~

原文を開く

AIによる要約

  • 10月28日から、国土技術政策総合研究所(つくば市)、成田国際空港、各社の施設で実験が順に始まる。
  • 9月8日に採択された7グループが参加。テーマ1は拠点での荷役、テーマ2は複数台の搬送機器の自動走行を検証する。
  • 成田国際空港では11月9日から12月18日まで、清水建設・千葉県・鹿島建設の各グループが順に実験を行う。
  • 取材は報道関係者のみ。希望する実験の開始日の一週間前までに申し込む必要がある。
  • 実用化の時期や整備費用、結果をいつ公表するかは資料には記載がない。

重要な日付

  • 2026年7月22日(水)実証実験の公募開始
  • 2026年8月21日(金)実証実験の公募締切
  • 2026年9月8日(火)実証実験の採択
  • 2026年10月20日(火)実験開始の公表
  • 2026年10月28日(水)国土技術政策総合研究所で大成建設グループの実験開始(〜11月2日、11月10日)
  • 2026年10月30日(金)大成建設グループの視察可能日(午前、国土技術政策総合研究所)
  • 2026年11月4日(水)清水建設グループの自社施設(NOVARE)での実験開始(〜11月6日、11月24日〜26日)
  • 2026年11月9日(月)成田国際空港で清水建設グループの実験開始(〜11月18日)
  • 2026年11月19日(木)成田国際空港で千葉県グループの実験開始(〜11月25日)、清水建設グループの視察可能日(午前)
  • 2026年11月24日(火)鹿島建設グループの三菱電機尾張旭工場での実験開始(〜12月4日)、千葉県グループの視察可能日(午前、成田国際空港)
  • 2026年12月7日(月)成田国際空港で鹿島建設グループの実験開始(〜12月18日)
  • 2026年12月17日(木)鹿島建設グループの視察可能日(午前、成田国際空港)
  • 2026年12月18日(金)成田国際空港での鹿島建設グループの実験終了

解説

背景

国土交通省は、物流危機への対応とカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること)の実現をめざして、「自動物流道路」の構築を進めています。自動物流道路は、道路空間に物流専用のスペースを設け、クリーンエネルギーを電源とする無人化・自動化された輸送手段で荷物を運ぶ新しい物流システムです。今回の実証実験は、昨年度と同じく既存の技術や施設を使いながら、この構想の技術的な課題を確かめ、運用に必要な条件を整理するためのものです。参加者は7月22日から8月21日まで公募され、9月8日に採択されました。資料は道路局企画課と国土技術政策総合研究所の連名で出されています。昨年度の実験でどんな結果が出たかは、資料には記載がありません。

何が決まった・変わるのか

実験は2つのテーマに分かれます。テーマ1は、トラックや搬送機器が出入りする「拠点」での荷役(荷物の積み下ろし)について、シミュレーションなどで処理能力や必要な面積を調べるものです。担当はロジスネクスト、豊田自動織機、清水建設グループです。テーマ2は、3台以上の搬送機器による自動走行の検証です。曲線部の走行、車線変更、分流・合流、すれ違い、落下物の検知と回避、自動運転設備の簡素化、拠点や車両とのシステム連携などを確かめます。現場での実験は、10月28日に国土技術政策総合研究所(つくば市)で始まる大成建設グループが最初です。その後、成田国際空港で清水建設グループ(11月9日〜18日)、千葉県グループ(11月19日〜25日)、鹿島建設グループ(12月7日〜18日)が順に実施します。清水建設グループは自社施設のNOVARE、鹿島建設グループは三菱電機尾張旭工場でも実験します。使う技術はグループごとに異なり、位置を補正する反射体、床に敷いたコイルタイルで動くトレイ、光ファイバを使った落下物の検知などがあります。フォーラムエイトは、すれ違うときの風圧の影響をシミュレーションで評価します。

誰に関係するか

直接関係するのは、採択された事業者、実験場所の関係者、取材を希望する報道関係者です。取材できるのは報道関係者だけで、一般の見学ができるかどうかは資料には記載がありません。取材を希望する場合は、希望する実験の開始日の一週間前までに道路局企画課道路経済調査室へ連絡します。受け入れられる時間に限りがあるため、希望どおりにならない場合もあるとされています。物流事業者や荷主にとっては将来の物流の仕組みに関わる検証ですが、実用化の時期や費用を誰が負担するかは資料には記載がありません。

運営者コメント

評価できる点

方式を1つに絞らず、自動運転車両、床に敷いたコイルタイルで動くトレイ、光ファイバを使った落下物の検知など、異なる技術を持つ複数のグループが同じ時期に検証する点は、比べる材料が得られるという意味で評価できます。各グループの検証項目、日程、使う機器の仕様まで計画概要として公開されているため、何を確かめる実験なのかを外から把握しやすい点も前向きに受け止められます。

懸念される点・課題

現場での実験はどのグループも数日から10日程度と短く、試験走路や空港施設内の跡地など、実際の道路とは違う環境で行われます。走行速度も、清水建設グループの計画では時速10〜30kmです。こうした条件で得た結果を将来の本格的な運用にどう結びつけるかは、今後の課題になりそうです。また、整備費用、実用化までの道筋、利用者の負担といった点は今回の資料からは読み取れず、構想全体が実現できるかを判断する材料はまだ限られています。

注目点・留意点

各グループは年末から年明けにかけて事務局へ報告書を出す計画ですが、結果がいつ一般に公表されるかは資料には記載がありません。また、資料では清水建設グループの視察可能日が11月19日(成田国際空港)となっている一方、同グループの成田での実験期間は11月9日〜18日と書かれています。このように日程の読み取りに注意が必要な箇所があるため、取材を予定している方は問い合わせ先で確認することをおすすめします。

よくある質問

自動物流道路とは何ですか。

道路空間に物流専用のスペースを設け、クリーンエネルギーを電源とする無人化・自動化された輸送手段で荷物を運ぶ新しい物流システムです。物流危機への対応とカーボンニュートラルの実現を目的としています。国土交通省のホームページに「自動物流道路(オートフロー・ロード)」のページがあります。

実験はいつ、どこで行われますか。

現場での実験は、国土技術政策総合研究所(つくば市)で10月28日から、成田国際空港で11月9日から12月18日まで行われます。清水建設グループは自社施設のNOVAREで11月4日〜6日と11月24日〜26日に、鹿島建設グループは三菱電機尾張旭工場で11月24日〜12月4日の期間に実験します。

一般の人も見学できますか。

資料には「報道関係者のみ取材可能」と書かれています。一般の人が見学できるかどうかは資料には記載がありません。

取材はどうやって申し込みますか。

希望する実験の開始日の一週間前までに、道路局企画課道路経済調査室へ連絡します。メールの場合は、件名を「【取材希望】自動物流道路実証実験」とし、本文に氏名(ふりがな)、所属、取材内容、連絡先(電話番号、メールアドレス)を書きます。受け入れられる時間に限りがあり、希望どおりにならない場合もあるとされています。

自動物流道路はいつ実用化されますか。

資料には記載がありません。今回の実験の目的は、技術的な課題を確かめることと、運用に必要な条件を整理することとされています。実験結果をいつ公表するかについても、資料には記載がありません。

このページの要約・解説・よくある質問は、公表資料(原文)をもとに作成したものです(作成日時: 2026/10/20 20:05)。内容の正確さには注意を払っていますが、制度の詳細や最新の情報は必ず原文で確認してください。