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2026年10月16日(金)発表

米に関するマンスリーレポート10月号:予想収穫量7.6万t減、民間在庫150万tで最高水準

原文のタイトル: 米に関するマンスリーレポート(令和8年10月号)の公表について

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AIによる要約

  • 令和8年産主食用米の予想収穫量は710万5千トンで、前年産より7万6千トン少ない見込み(9月25日現在)
  • 主食用米の作付面積は136万haで前年産より7,000ha減少。備蓄米などへの転換があったため
  • 令和8年8月末の民間在庫は150万玄米トン。前年同月より66万トン多く、平成20年以降で最も高い水準
  • 飼料用米、麦、大豆などの作付面積は減り、主食用米以外の作付けは低い水準にとどまった
  • 酒造好適米の全体の需要量は、令和8年産が7万6千~7万7千トン程度、9年産が7万7千~7万8千トン程度と推計

重要な日付

  • 2026年9月15日(火)令和8年産の水田の作付状況の集計時点
  • 2026年9月25日(金)令和8年産水稲の予想収穫量の基準日
  • 2026年10月1日(木)令和8年産水稲の生育状況の報告時点
  • 2026年10月5日(月)日本酒原料米の安定取引に向けた情報交換会の開催日
  • 2026年10月13日(火)作物統計調査(作付面積・予想収穫量)の公表日
  • 2026年10月16日(金)米に関するマンスリーレポート(令和8年10月号)の公表日

解説

背景

「米に関するマンスリーレポート」は、農林水産省(担当は農産局企画課)が米の価格や需給(どれだけ作られ、どれだけ求められているか)のデータをまとめ、原則として毎月中旬に公表している資料です。需要に合った生産と、円滑な米の取引に役立てることを目的としています。公表日の2営業日前までに入手できたデータが反映されます。 今回の10月号では、10月13日に公表された令和8年産水稲の予想収穫量(作物統計調査)、9月15日時点の水田の作付状況、酒造好適米(日本酒の原料に向く米)の需給推計の3つが特集されています。資料によると、令和7年産は主食用米の作付けが近年で最も高い水準で、備蓄米の作付けはゼロでした。令和8年産では備蓄米などへの転換もあり、作付けの構成が変わっています。

何が決まった・変わるのか

1.収穫量の見込み:令和8年産主食用米の予想収穫量は、生産者が実際に使うふるい(玄米を粒の大きさで選別する網)の目幅(1.80~1.90mm)で選別した場合で710万5千トン、前年産比7万6千トン減。1.70mmで選別した場合は740万6千トンで、6万2千トン減。10a当たり予想収量は524kg(前年産比2kg減)で、作況単収指数(平年に比べた収量の水準)は102。一部地域では梅雨前線による長雨や日照不足の影響がみられたとされています。 2.作付状況:主食用米は136.0万haで、令和7年産並み。備蓄米は3.6万ha。飼料用米は2.5万ha(2.1万ha減)、麦は8.5万ha(1.0万ha減)、大豆は6.7万ha(0.8万ha減)で、戦略作物等の合計は34.4万ha(4.4万ha減)でした。 3.在庫:8月末の民間在庫は150万玄米トン(出荷段階108万トン、販売段階42万トン)。販売段階の在庫は、例年の同じ時期(20~30万トン程度)より高い水準です。 4.酒造好適米:酒造メーカーが回答した令和9年産の需要見込みは5万6千トンで、令和8年産より1%多くなっています。

誰に関係するか

米の生産者、農協などの集荷業者、米卸などの販売業者、日本酒の酒造メーカーに関係が深い内容です。特に次の作付計画を考える生産者は、在庫や需要の数値が参考になります。消費者にとっては米の需給を知る手がかりになりますが、今回取得した本文には価格の具体的な数値が含まれていません。なお、収穫量は予想値、在庫は速報値です。また、令和7年3月以降の在庫には、売り渡された政府備蓄米も含まれます。この2点に気をつけて読む必要があります。

運営者コメント

評価できる点

収穫量の見込み、作付状況、在庫、酒造好適米の需給など、別々に公表されている統計が1つの資料にまとまっていて、全体の状況をつかみやすくなっています。ふるい目幅の違いによる2通りの収穫量を並べ、在庫に政府備蓄米が含まれることや、災害の影響を受けた県の集計方法など、数値を読むときの注意点も明記されています。読み違いを防ぐ配慮として評価できます。

懸念される点・課題

民間在庫は平成20年以降で最も高い水準で、販売段階の在庫も例年を上回っています。一方、飼料用米や麦、大豆などの作付けは近年でも極めて少ない水準とされています。在庫の積み上がりと作付けの偏りが今後の需給や水田の使い方にどう影響するかについて、資料は評価や見通しを示していません。数値の意味を読み取るには、他の情報も合わせて確認する必要があります。

注目点・留意点

予想収穫量は、一部の地域で今後の天候を平年並みと仮定して推定した値です。豪雨や地震、長雨の詳しい影響は次回の公表に反映されるとされています。千葉県と熊本県の作付状況は6月末時点の意向にもとづく集計で、確定値は今後公表される見込みです。今後の改定で数値がどう変わるか、また今回の本文で確認できなかった価格の動きにも注目したいところです。

よくある質問

お米の値段は今後どうなりますか。

レポートには相対取引価格(集荷業者と卸売業者の間の取引価格)や小売価格の項目がありますが、今回取得した本文には具体的な数値が含まれていません。価格の見通しについても資料には記載がありません。最新の価格は、添付のPDF本体の価格の章で確認してください。

在庫が最も高い水準というのは、米が余っているということですか。

資料によると、8月末の民間在庫は150万玄米トンで、前年同月より66万トン多く、比較できる平成20年以降で最も大きな増加・最も高い水準です。ただし、令和7年3月以降の在庫には売り渡された政府備蓄米も含まれます。米が余っているかどうかの評価は、資料には記載がありません。

「作況単収指数102」とはどういう意味ですか。

その年の10a当たり収量を、前年産までの5年のうち最高と最低を除いた3年の平均と比べた比率です。100を上回ると平年より多い収量を示します。令和8年産の全国値は102と見込まれています。

予想収穫量の数字は今後変わりますか。

変わる可能性があります。まだ収穫が終わっていない地域では、今後の天候を平年並みと仮定して推定しているためです。また、災害や9月の長雨・日照不足の影響で刈取り調査が遅れている県があり、その影響は次回の公表に反映するとされています。

千葉県と熊本県の数値に注意書きがあるのはなぜですか。

令和8年8月の千葉豪雨と令和8年熊本地震の影響で、両県の作付状況は6月末時点の作付意向をもとに集計されているためです。確定値は今後公表される見込みです。両県では営農計画書などの変更提出期限が延長されているため、主食用米の作付面積も今後変わることがあります。

このページの要約・解説・よくある質問は、公表資料(原文)をもとに作成したものです(作成日時: 2026/10/16 20:04)。内容の正確さには注意を払っていますが、制度の詳細や最新の情報は必ず原文で確認してください。