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2026年9月25日(金)意見募集

飼料添加物の成分規格等の省令改正案、グアニジノ酢酸を豚・鶏(採卵鶏を除く)に0.12%まで

原文のタイトル: 「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令の一部改正案」についての意見・情報の募集について

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AIによる要約

  • 農林水産省が、飼料添加物「グアニジノ酢酸」の基準を改める省令改正案について意見を募集しています。
  • 現在はブロイラー用の飼料にだけ使えます。飼料に含めてよい量は0.06%以下に制限されています。
  • 改正案では、豚と鶏(採卵鶏を除く)の飼料に使えるようにし、含めてよい量の上限を0.12%に引き上げます。
  • 農業資材審議会から「改正は適当」との答申を得ています。施行日は「公布の日」とされています。
  • 意見は2026年10月25日23時59分まで、e-Govの入力フォームか郵送で受け付けています。

重要な日付

  • 2019年5月31日(金)グアニジノ酢酸が飼料添加物に指定
  • 2024年7月23日(火)基準の改正を諮問し、飼料添加物効果安全性小委員会で検討
  • 2026年9月25日(金)改正案の公示・意見の受付開始
  • 2026年10月25日(日)意見募集の締切(23時59分。郵送も必着)

解説

背景

飼料添加物は、家畜のえさ(飼料)に栄養成分を補うなどの目的で加える物質です。「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」に基づき、農林水産大臣が農業資材審議会の意見を聴いて指定します。成分の規格や使い方の基準は省令で定めます。グアニジノ酢酸は令和元年(2019年)5月31日に飼料添加物に指定されました。現在はブロイラー(食肉用の鶏)の飼料に限り、0.06%以下での使用が認められています。資料によると、グアニジノ酢酸は体内で、筋肉のエネルギー代謝に重要なクレアチンに変わる物質です。海外での上限は、EUがブロイラーと豚の飼料に0.12%、米国が全ての家禽に0.12%です。2024年7月23日に基準の改正が諮問され(専門家の審議会に意見を求める手続き)、飼料添加物効果安全性小委員会で検討されました。担当は農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課です。

何が決まった・変わるのか

改正案では、省令の別表を次のように改めます。(1)グアニジノ酢酸を飼料に含めてよい量を「グアニジノ酢酸として0.12%以下」とします(現行は0.06%以下)。(2)豚と鶏(採卵鶏を除く)の飼料以外には、グアニジノ酢酸を使ってはならないと定めます。つまり、使える対象がブロイラーだけから豚と鶏(卵をとるための鶏を除く)へ広がり、上限は2倍になります。農林水産省は、農業資材審議会に意見を聴き、この改正は適当との答申を得たとしています。関連資料には、次のような試験結果がまとめられています。鶏や豚での効果の試験(えさの量あたりの体重の増え方の改善など)、肉や肝臓などへの残る量を調べる試験、ラットを使った毒性の試験、遺伝子への影響を調べる試験(結果はいずれも陰性)などです。施行日は「公布の日」とされていますが、公布の具体的な日付は資料には記載がありません。

誰に関係するか

主に関係するのは、豚や鶏を飼う生産者と、配合飼料や飼料添加物を製造・販売する事業者です。改正後は、豚やブロイラー以外の鶏の飼料にも使えるようになる見込みです。ただし、採卵鶏の飼料には使えません。改正は公布の日に施行されるため、それまでは現行の基準(ブロイラー用のみ、0.06%以下)が適用されます。意見を出す場合は日本語で書き、e-Govのフォームか郵送で提出します。郵送も締切日必着で、電話では受け付けていません。個別の回答はないとされています。

運営者コメント

評価できる点

現行制度と改正の内容、海外での使用状況に加えて、効果・残留・毒性の試験データまで公開されています。判断材料が具体的に示されている点は評価できます。新しい上限の0.12%は、資料にあるEUや米国の上限と同じ水準です。海外の基準とそろっていることが分かりやすい内容といえます。豚や鶏の飼料で栄養補給の選択肢が広がり、生産現場が検討できる幅も増えることになります。

懸念される点・課題

公開資料の大部分は試験データの表で、一般の読者には読み解きにくい内容です。資料では、多めに与えた場合の変化も報告されています。例えば、血液中のホモシステイン(アミノ酸の代謝でできる物質)の増加や、ラットでの尿路結石です。鶏の一部の試験では、0.15%以上で赤血球の値の変化もみられました(別の試験では、原因を基礎飼料のビタミン不足と考察しています)。これらと新しい上限との間に、どの程度安全の余裕があるのかを平易に説明した記載は、取得できた資料の範囲では見当たりません。

注目点・留意点

今回はまだ案の段階で、提出された意見を考慮したうえで決定するとされています。施行日は「公布の日」なので、公布の時期や、最終的な内容が案から変わるかどうかに注目したいところです。なお、当サイトが取得した関連資料のテキストは途中で途切れており、審議結果の章などは確認できていません。判断する際は、e-Govに掲載された資料の全体を確認することをおすすめします。

よくある質問

グアニジノ酢酸とはどのような物質ですか?

資料によると、主に腎臓とすい臓でグリシンとL-アルギニンから作られ、肝臓でクレアチンに変わる物質です。クレアチンは筋肉のエネルギー代謝で重要とされています。飼料添加物としての用途は「飼料の栄養成分その他の有効成分の補給」です。

卵をとる鶏のえさにも使えるようになりますか?

いいえ。改正案では、豚と鶏(採卵鶏を除く)の飼料以外には使ってはならないとしています。採卵鶏は対象外です。

肉への残り方や、人への安全性はどう確認されていますか?

資料には、鶏と豚の肉や肝臓などに残る量の試験や、ラットを使った毒性試験などの結果が載っています。飼料安全部会で効果と安全性を確認したとも書かれています。ただし、人の健康への影響について別の機関が評価したかどうかなどは、資料には記載がありません。

いつから変わりますか?

施行日は「公布の日」とされています。公布の予定日は資料には記載がありません。

意見はどうやって出せますか?

e-Govの意見入力フォームか、郵送で提出できます。郵送先は〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課飼料安全・薬事室飼料安全基準班飼料添加物担当です。締切は2026年10月25日で、郵送も必着です。日本語に限られ、電話では受け付けていません。個別の回答はないとされています。

このページの要約・解説・よくある質問は、公表資料(原文)をもとに作成したものです(作成日時: 2026/09/30 20:12)。内容の正確さには注意を払っていますが、制度の詳細や最新の情報は必ず原文で確認してください。