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2026年10月15日(木)発表

令和6年能登半島地震からの復旧・復興状況と今後の見通し、災害公営住宅64戸が完成し入居開始

原文のタイトル: 令和6年能登半島地震からの復旧・復興状況と今後の見通し(令和8年9月末時点)~被災者の方々の暮らしとなりわいの再生に向けて~

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AIによる要約

  • 七尾市と穴水町で、計2地区64戸の災害公営住宅が完成し、順次入居が始まった
  • 国道249号沿岸部の逢坂トンネル工区で、2026年9月18日から一般車両の2車線通行ができるようになった
  • 和倉温泉は組合加盟の19軒のうち11軒が営業を再開した(2026年9月末まで)。旅館前の護岸790mは6月に完成
  • 国が代わりに行う河川の本格的な復旧は令和10年度末までの完了を目指す。塚田川の最も下流の堰堤は令和8年度中の完成が目標
  • いしかわ里山里海サイクリングルートが、2026年7月にナショナルサイクルルートに指定された

重要な日付

  • 2026年6月25日(木)和倉温泉の旅館前の護岸(延長790m)が完成
  • 2026年9月1日(火)石川県関係人口官民連携協議会の令和8年度第1回を開催
  • 2026年9月18日(金)国道249号の逢坂トンネル工区で一般車両の2車線通行が可能に
  • 2026年10月15日(木)9月末時点の復旧・復興状況と今後の見通しを公表
  • 2027年3月31日(水)令和8年度末: 塚田川最下流堰堤の完成、港の主要な係留施設すべての本復旧、和倉温泉護岸工事の完了を目指す期限
  • 2029年3月31日(土)令和10年度末: 国が代わりに行う河川の本格的な復旧をすべての箇所で完了させる目標

解説

背景

2024年(令和6年)1月1日の能登半島地震と、同年9月の豪雨で、能登地域の道路、上下水道、河川、港、住宅などが大きな被害を受けました。国土交通省は、被災した人の暮らしと仕事(なりわい)を立て直す大前提はインフラの復旧とまちの復興にあると考え、できるだけ具体的な見通しを示しながら事業を進めるとしています。 その一環として、復旧・復興の進み具合と今後の予定を定期的にまとめて公表しています。前回は2026年7月に、同年6月末時点の状況を公表しました。今回の資料は、それを2026年9月末時点の実績見込みに更新したもので、総合政策局政策課が全体を取りまとめています。資料では、二次災害につながる差し迫った被災箇所の応急対策はすべて終わり、本格的な復旧が順調に進んでいるとしています。

何が決まった・変わるのか

6月末時点からの主な更新点は次のとおりです。 - 住まい: 七尾市と穴水町で計2地区64戸の災害公営住宅(自力で家を建て直すのが難しい人向けの公的な賃貸住宅)が完成し、順次入居が始まりました。工事に着手した市町は8市町になりました。計画戸数は3,061戸で、すべての用地確保のめどが立っています。 - まちづくり: 輪島朝市周辺では土地区画整理事業(道路や宅地を整え直す事業)が進み、道路工事にも着手しました。一部の宅地では住宅や店舗の建築工事が進んでいます。 - 道路: 2026年9月18日、国道249号の逢坂トンネル工区で、トンネルを使った一般車両の2車線通行が可能になりました。国道249号沿岸部(約53km)の本格的な復旧は、用地買収などが順調に進んだ場合、令和11年春までの完了を予定しています。 - 河川: 国が代わりに行う河川の本格的な復旧は令和10年度末までの完了を目指し、塚田川の最も下流の堰堤(土砂をせき止める施設)は令和8年度中の完成を目指します。 - 観光など: 和倉温泉で営業を再開した旅館は19軒中11軒になりました。いしかわ里山里海サイクリングルートは、ナショナルサイクルルート(国が指定する代表的な自転車ルート)に指定されました。

誰に関係するか

能登地域をはじめ、被災した石川県の市町に住む人や、仮設住宅から次の住まいを考えている人に特に関係します。災害公営住宅の地区ごとの入居までの工程表は、石川県のホームページで公表されていると資料に書かれています。液状化の被害を受けた富山県や新潟県の人、能登へ観光で訪れる人、能登と行き来する二地域居住に関心のある人にも関係する内容です。なお、数値は9月末時点の「実績見込み」で、道路などの完了予定には「順調に進んだ場合」という条件が付いています。

運営者コメント

評価できる点

道路、住まい、河川、港、観光、交通といった分野ごとに、完了した事業と今後の完了目標の時期を一つの資料で示している点は評価できます。前回からの変更点を分かる形で示しているため、何が進んだのかを追いやすくなっています。災害公営住宅の完成と入居開始や、国道249号の2車線化は、生活の立て直しや人の行き来に直接つながる進展といえます。

懸念される点・課題

災害公営住宅は計画3,061戸に対して完成は64戸で、多くの人にとって入居はまだ先です。国道249号沿岸部や能越自動車道の一部区間の本格的な復旧は令和11年春の予定で、それも「順調に進んだ場合」という条件付きです。和倉温泉でも、再開時期が「未定」の旅館が残っています。全体の見通しは示されていますが、住民一人ひとりの生活の再建がいつになるのかは、地域によってまだ差が大きいと考えられます。

注目点・留意点

資料の数値は9月末時点の「実績見込み」です。今後の予定は工事の進み方で変わる可能性があります。この資料は国土交通省が担当する分野が中心で、仕事の再建支援や医療・福祉などの状況は含まれていません。今後は、2026年10月に始まる予定のAIオンデマンド交通(予約に応じてAIが運行経路を決める乗合交通)の実証運行や、検討中とされる能登向けの復興応援割の内容と時期に注目したいところです。

よくある質問

災害公営住宅にはいつ入れますか。

七尾市と穴水町では計2地区64戸が完成し、順次入居が始まっています。10市町で計3,061戸を整備する計画で、輪島市、珠洲市、能登町、穴水町、七尾市、中能登町、羽咋市、氷見市の8市町では工事が始まっています。地区ごとの入居までの工程表は、石川県のホームページで公表されていると資料に書かれています。個別の地区の入居時期は、この資料には記載がありません。

国道249号沿岸部はいつ完全に元通りになりますか。

国が代わりに復旧している約53kmの全区間の本格的な復旧は、用地買収や大型構造物の工事が順調に進んだ場合、令和11年春までに完了する予定です。逢坂トンネル工区では、2026年9月18日から一般車両が2車線で通れるようになりました。

和倉温泉の旅館は営業していますか。

和倉温泉旅館協同組合に加盟する19軒のうち、11軒が2026年9月末までに営業を再開しました(うち2軒は一部の客室のみ)。休業中の旅館には、再開時期が示されているところと「未定」のところがあります。個々の予約状況は資料には記載がありません。

家を自分で建て直すための融資はありますか。

住宅金融支援機構の「災害復興住宅融資」があります。罹災証明書の交付を受けた人が対象です。2026年9月時点の金利は全期間固定で、返済期間20年以下が1.45%、21年以上が1.65%です。60歳以上の人が利用でき、月々の返済が利息だけになる「高齢者向け返済特例」(2.38%)もあります。申込期間は原則として被災日から2年以内ですが、大規模災害の場合は延長できると書かれています。個別の申込期限は資料には記載がありません。

能登を対象にした旅行の割引はありますか。

2024年3月から11月に「北陸応援割」が行われました。能登を対象にした復興応援割は、今後の復興状況や地元の意見を踏まえて実施を検討するとされています。実施するかどうかや時期、内容は資料には記載がありません。

このページの要約・解説・よくある質問は、公表資料(原文)をもとに作成したものです(作成日時: 2026/10/15 20:06)。内容の正確さには注意を払っていますが、制度の詳細や最新の情報は必ず原文で確認してください。