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2026年9月30日(水)統計

建築着工統計2026年8月分、新設住宅着工は前年同月比6.1%増で5か月連続増

原文のタイトル: 建築着工統計調査報告(令和8年8月分)

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AIによる要約

  • 8月の新設住宅着工戸数は63,974戸で、前年同月比6.1%増。5か月連続の増加となった
  • 持家・貸家・分譲住宅がいずれも増加。一方、季節調整済年率換算値は753千戸で前月比2.7%減
  • 民間の非居住用建築物の着工床面積は215万㎡で8.5%減。工場は32.7%減、倉庫は18.0%減
  • 新築住宅の投資予定額(推計)は1兆3,578億円で、前年同月比12.4%増
  • 次回の9月分は2026年10月30日(金)に公表予定

重要な日付

  • 2026年9月30日(水)令和8年8月分の建築着工統計調査報告を公表
  • 2026年10月30日(金)令和8年9月分の公表予定日

解説

背景

建築着工統計調査は、全国の建築物の着工の動きを明らかにし、建築や住宅に関する基礎資料を得ることを目的に、国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室がまとめている統計です。建築基準法第15条第1項にもとづいて、建築主が都道府県知事に提出する建築工事届(延べ床面積10㎡を超えるもの)を集計しています。調査対象月の翌月末には結果が出るため、景気の先行指標としても使われています。今回公表されたのは令和8年(2026年)8月分の結果です。資料によると、令和7年度の新設住宅着工戸数は711,171戸で前年度比12.9%減と大きく落ち込み、令和8年3月も前年同月比29.3%減でした。その後、4月からは前年同月を上回っています。落ち込みや回復の理由については、資料には記載がありません。

何が決まった・変わるのか

住宅については、8月の新設住宅着工戸数が63,974戸(前年同月比6.1%増)、床面積が4,858千㎡(同5.6%増)で、いずれも5か月連続の増加でした。内訳は、持家17,713戸(同1.0%増)、貸家28,309戸(同6.5%増)、分譲住宅16,838戸(同6.4%増)です。分譲住宅のうちマンションは6,475戸(同5.3%増)、一戸建住宅は10,182戸(同7.5%増)でした。地域別では首都圏9.2%増、中部圏11.0%増、近畿圏12.3%増で、その他地域は2.0%減です。一方、季節による増減をならして年間の戸数に換算した「季節調整済年率換算値」は753千戸で、前月比2.7%減と2か月連続で減りました。建築物では、民間の居住用が503万㎡(同5.6%増)だったのに対し、民間の非居住用は215万㎡(同8.5%減)で、3か月ぶりに減少しました。使い道別に見ると、事務所は1.7%増でしたが、店舗は7.1%減、工場は32.7%減、倉庫は18.0%減でした。あわせて公表された推計では、新築住宅の投資予定額は1兆3,578億円(同12.4%増)でした。

誰に関係するか

住宅の購入や建築、賃貸住宅の経営を考えている人、住宅・建設関連の事業者、地域の不動産市場に関心がある人の参考になる統計です。ただし、数字は着工時点の届出にもとづくもので、工事費も届出時の予定額です。延べ床面積10㎡以下の建築物は含まれません。前年同月比の増加を見るときは、比べる相手の令和7年8月が前年同月比9.8%減と低い水準だったことも踏まえる必要があります。住宅価格や家賃が今後どうなるかについては、資料には記載がありません。

運営者コメント

評価できる点

新設住宅着工が5か月連続で前年を上回り、持家・貸家・分譲住宅がそろって増えている点は、令和7年度の大きな落ち込みからの持ち直しを示す動きとして注目できます。また、前年同月比だけでなく、季節調整済の値、地域別、工法別の数字、住宅投資予定額の推計まで一度に公表されています。読者がいろいろな角度から動向を確かめられる点も評価できます。

懸念される点・課題

季節調整済年率換算値は2か月連続で前月を下回っており、前年同月比の増加がそのまま勢いの強さを示すとは限りません。比べる相手の令和7年8月は前年同月比9.8%減と低い水準でした。また、民間の非居住用では工場が32.7%減、倉庫が18.0%減と大きく落ち込んでおり、企業の建設投資の面では弱さが見られます。増減の理由は資料に書かれていないため、背景を読み解くには他の情報が必要です。

注目点・留意点

8月分だけで判断せず、10月30日に公表予定の9月分も含めて、数か月の流れで見ることが大切です。工事費予定額は届出時点の予定額で、完成時の工事額とは異なることが多いと資料自身が注意しています。また、資料は、前年に大規模な工事が着工されていると伸び率が小さくなることがあるとも説明しています。情報通信業用の90.4%減のような大きな変化は、前年の数字と合わせて見る必要があります。

よくある質問

新設住宅着工戸数とは何を数えたものですか。

建築工事届のうち住宅部分を集計したもので、住宅の新築・増築・改築によって新しく住宅の「戸」ができる工事の数です。「戸」は、居室や台所などを備えて独立して住めるように区切られた単位です。そのため、アパートやマンションは1棟で複数戸として数えます。延べ床面積10㎡以下の建築物は含まれません。

前年同月比は増えているのに、前月比が減っているのはなぜですか。

比べ方が違うためです。前年同月比は、実際の数字を前年の同じ月と比べたものです。前月比の2.7%減は、季節による増減を取り除いた季節調整済年率換算値を前の月と比べたものです。資料は、建築工事は季節によって着工の多い時期と少ない時期があるため、実際の数字をそのまま前月と比べるのは適切でないと説明しています。

住宅着工が増えた理由は何ですか。

持家・貸家・分譲住宅がいずれも増えたことが全体の増加につながった、という内訳の説明はあります。しかし、それぞれが増えた社会的・経済的な理由は、資料には記載がありません。

住宅投資予定額とはどのような数字ですか。

住宅着工戸数の約9割を占める「居住専用住宅で利用関係が単一のもの」の1戸当たり工事費予定額に、着工戸数をかけて推計した金額です。2026年8月は1兆3,578億円で、前年同月比12.4%増でした。

次の結果はいつ公表されますか。

令和8年9月分は2026年10月30日(金)に公表予定と資料に書かれています。集計表などは政府統計の総合窓口「e-Stat」に掲載されます。

このページの要約・解説・よくある質問は、公表資料(原文)をもとに作成したものです(作成日時: 2026/09/30 20:11)。内容の正確さには注意を払っていますが、制度の詳細や最新の情報は必ず原文で確認してください。